運慶仏の旅①奈良円成寺
こんにちは、momocaです❤️
運慶作の仏像を全て見たーい!と決めてから真っ先に向かったのが、
近鉄奈良駅からタクシーで20分ほど。
東大寺を抜けのどかな山道が続きます。
運転手の方が知識豊富な方で車中色々とお話くださいました。
実はこの方と私ご縁があるようで後日、新薬師寺に向かうためタクシーに乗ったら
偶然同じ方でした!不思議なことがあるんですね🍓
綺麗な庭園のある入り口を進みます。
東大寺南大門金剛力士立像で有名な「運慶・快慶」の運慶作の仏像は現存31体と言われ、そのうちの一番古いものがこちらの「大日如来坐像」と言われています。
(運慶:平安末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した仏師。康慶の子で同じ弟子に快慶がいる。)
大日如来だけは別堂にあり、靴を脱いでゆっくり間近で拝見することができます。
この日は嬉しいことに貸切状態!!
お写真は撮れないのでお寺のHPより拝借いたしました。
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なんと神々しいお姿✨遠く奈良まで来てよかった!❤️
均整のとれた引き締まったお体、背筋をはり高い位置での智拳印。
なんと神々しい。
台座の裏に「大仏師康慶実弟子運慶」と書いてあり、仏像の代金として8丈の長さの絹43疋をもらっとあります。11ヶ月をかけじっくり一人で作成したようですね。
座ってじっくり左右からの拝見できるので時間を忘れて見入ってしまいます。
他にもご本堂には「阿弥陀如来坐像」(重文・平安後期)や「十一面観音立像」(平安中期)、「薬師如来立像」(平安後期)等見所は沢山あります。
一つ気になったのが国宝の春日堂・白山堂
安貞2年(1228年)春日社御造営の折、当時の春日大社神主藤原時定卿が旧社殿を拝領し、円成寺の鎮守社とした。全国でもっとも古い春日造の社殿。(円成寺HPより)
なるほど・・・
お邪魔した時は6月の青紅葉の美しい時期で、静かな環境もありとてもパワーをいただけた気がしました。
運転手の方のお話では庭園を眺めながらお食事が頂ける土産物屋がオススメとのことでしたが、今回は時間がなく次回のお楽しみにしました。
見所沢山の運慶好きにはたまらないお寺でした。
運慶についてもっと知りたい方は田中ひろみさんの
「マンガでわかる天才仏師!運慶」がオススメです。
とてもわかりやすく、運慶に絞った本なので私は紙、電子書籍とゲットした愛読書です。
住所 | 〒630-1244 奈良市忍辱山町1273 |
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拝観時間 | 9:00~17:00 ※受付は17:00まで |
拝観料 | 大人 500(450)円・中高生400(350)円・小学生100(100)円 ※( )は30名以上の団体 |
駐車場 | 普通車20台 無料 (詳細はこちら) |
休日 | 年中無休 |
連絡先 | 電話:0742-93-0353 FAX:0742-93-0357 |
札所 | 大和十三佛霊場めぐり 第十二番 |
注意事項 |
・動植物の採取をしないでください |