恋しかった古都の旅⑥❤️【岩船寺】
こんにちは、momocaです🌻
円成寺を後にし、地図を見ていると「岩船寺(あじさい寺)」という文字が目に止まり、
「あれ、近い!行っちゃおう」と予定にはなかった岩船寺へ向かいます。
今年は新型コロナの影響でいつも鎌倉(長谷寺、明月院)での紫陽花見物ができなかったので、奈良でできたら良いなと思っていました。(正確には岩船寺は京都木津川ですが)
岩船寺とは(お寺のHPより引用させていただきます)
京都府と奈良県の境にあるかつては南山城当尾(とうの)村と呼ばれ、さらにそれ以前には小田原と称される地域に位置する。山号は「高雄山(こうゆうざん)」院号は「報恩院」である。 ここは平安遷都までは「山背国(やましろのくに)」と書かれ、奈良・平城京が文化の中心であった時代には、まさに山々の背後にあたる場所であった。それ故に南都仏教の影響を強く受けており、平城京の外郭浄土として興福寺や東大寺にいた高僧や修行僧の隠棲の地となり、真の仏教信仰に注がれた地域。
重量感に満ちた3m近いいわゆる「丈六」の坐像。両手は定印(じょういん)を結び結跏趺坐(けっかふざ)し、肉身には漆箔を施し、衣には朱の彩色が残っている。 胎内に「□□九年丙午九月二日丑丁」の墨書銘文を持ち、元号が判別できないが九年が干支の丙午に当たる年は村上天皇の天慶九年(946年)しかなく、貞観時代(じょうがんじだい)から藤原時代初期の制作と見られる10世紀中期を代表する貴重な尊像である。
辰年・巳年生まれの守護仏。現在は本堂内本尊脇に安置されているが、元来は三重塔内部に納められていた。寺伝によると智泉大徳作と伝わるが、智泉は画技にすぐれており、伯父である弘法大師(=空海)の指導で騎象像を書写し、この図像をもとに藤原時代初期の仏師によって制作されたと考えられる。一木造りの彩色像で女性的な姿の当時代を代表する優品である。この像は、法華経に説かれる六本の牙を持つ白象に乗る普賢菩薩で、法華経を信じる者を護持(ごじ)するといわれる。
秘仏特別公開日
1月1日~1月15日 4月1日~5月31日 10月1日~11月30日
秘宝特別公開日
10月1日~11月30日
三重塔初層特別公開日
10月・11月の毎週土日祝
※雨天・荒天時は塔開扉中止の場合
秘仏!!!見たーーい!!✨
さて、紫陽花が綺麗すぎて見とれて写真を沢山とってしまいました。
山寺なので、緑豊かな自然が溢れています。空気がとっても気持ちよい^^
阿弥陀如来さん、普賢菩薩さんにもご挨拶をし、紫陽花を目に焼き付けお参りを終えました。
今年初の沢山の紫陽花を見ることができてよかったです。
岩船寺は「花の寺」としても有名で一年を通して楽しむことが出来ます。
お寺のHPに四季の写真があります。とっても綺麗なのでぜひ癒されてください。
さて、岩船寺を後にしこの日は東京に戻る日なので、奈良駅に向かいます。
途中東大寺端で「奈良奥山ドライブウェイ」なるものの入り口を見つけました。
気になり進みます🚗🚗
コースは↓
若草山頂上まで少し歩き、鹿に癒されます。
往復7.4kmのコースで小高い所から奈良を満喫できました。
次は違うコースも行ってみようと思います。
帰りの近鉄特急に乗る前にいつもお邪魔しているお店で日本酒をいただいて帰路につきました。
神韻(増田酒造)無濾過生原酒 ヒノヒカリ使用
①〜⑥に渡ってしまった古都の旅🚗
ステイホームの中、行きたい所へ行ける普通の事がとても有難い事だったんだと
気付かされました。
【次はここに行きたい、この仏像を見たい、美味しい地酒とお料理が食べたい】
が私の生きるエネルギーと言っても過言ではありません。
医療従事者の方や、普通の暮らしを守って下さっている全ての方に感謝し、
アフターコロナになっても、「ここに行きたい!」を大事に、奈良巡りを続けたいと思います。
長々とお付き合い頂きありがとうございました✨